丹波黒大豆

丹波黒豆は、千年の歴史を持つと云われるほど古くから栽培され、一説には天平の飢饉に丹波の地を訪れた老僧が種を蒔いたのが始まりとも伝えられています。
発祥の地は現在の兵庫県篠山市河北地区周辺とされており、収穫した黒大豆を幕府や朝廷へ献上したほか、年貢を黒大豆で納めた記録が残っています。
丹波黒大豆という名称は、兵庫県農事試験場が丹波地方で栽培されていた黒大豆の在来種を取り寄せ、品種特性を把握し、「丹波黒」と命名されました。
主な生産地は京都府・兵庫県・岡山県・滋賀県などがあります。

栽培

丹波黒大豆は、栽培に手間が掛かり、土作りの為に同じ畑で2年連続の栽培ができず、枝は大きく広がり、夏場の土寄せや水やりなど作業も多く、さらに収穫や乾燥にも手間がかかるため、大豆の中では最も栽培しにくい品種で、作付面積当たりの収穫量も普通の大豆よりも少なく稀少性の高い農産物です。
また丹波黒大豆は晩生種と言われ、他種の黒大豆に比べて一ヶ月ほど長くじっくりと畑で成熟させるため、極めて大粒な黒大豆になります。
大豆の粒の大きさは百粒の重さ(百粒重)で比較しますが、一般的な普通大豆が約30g程度であるのに対して、丹波黒大豆は約80gにもなり、他に類のないほどの大粒な大豆です。
また、表皮に生じる白い粉(ろう粉)も特徴の一つで、豊かな土壌と気候がもたらした良質の証と云われています。
丹波黒大豆は栽培期間が長いことから、干ばつや長雨、台風の影響を受けやすく、近年の異常気象が収穫量減少の原因となっており、農家泣かせの「苦労豆」と呼ばれています。
また高齢化に伴い、黒大豆農家さんの数が減少しているため、生産量が減少しています。

加工

黒豆煮製品の加工は、京都丹波の老舗製餡所にて職人達が丁寧にふっくらと炊き上げた黒大豆を純度の高い糖液にじっくりと漬け込むことで、黒大豆の粒子全体まで糖分を浸透させています。
漆黒の色つやと広がる芳香、もちもちとした食感と絶妙な甘味を兼備させています。

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